『戦場のヴァルキュリア』を生んだ名匠・田中俊太郎の軌跡|ゲームデザインと物語が紡ぐ革新
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2000年、ドリームキャスト向けに発売された『エターナルアルカディア』(海外名:Skies of Arcadia)は、田中俊太郎がディレクターとして全指揮を執った記念碑的作品である。
当時、RPG市場はダークで重厚な世界観を持つ作品が主流となっていた。しかし田中が提示したのは、見渡す限りの大空と浮遊島を巡る「明るく爽快な大冒険」だった。空賊の少年ヴァイスと仲間たちが、未知の大陸を求めて飛空艇で旅立つ物語。そこには、少年漫画のような情熱とワクワク感が満ちあふれていた。
ゲーム内の「発見物」システムや、自分だけの基地をカスタマイズする要素など、探索の歓喜を刺激する仕組みが盛り込まれた。また、巨大な飛空艇同士が交戦する「砲撃戦」は、通常のコマンドバトルとは異なる圧倒