雑誌を3D化した男、小沢宏の挑戦|デッドストックを「Live Stock」へ変えるファッションの再生美学
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「デッドストック(DEAD STOCK)」という言葉には、どこか「死んだ在庫」という陰りがつきまとう。小沢はこの呼び名を拒絶した。そして生み出した概念が「LIVE STOCK(ライブストック)」だ。
服はまだ死んでいない。編集の手を加えれば、再び息を吹き返す。
倉庫に眠っていた上質な衣服を回収し、小沢自身の目を通して再選別する。必要に応じて染め直しを施し、ワッペンを貼り付け、裁断を変え、あるいは異素材と組み合わせる。スタイリストの視点で再構築された服は、新品以上の存在感を獲得するのだ。
紙面を飛び出した立体メディア「3D Magazine」構想
EDISTORIAL STOREのコンセプトは「雑誌の3D化」である。店内を1つの誌面と見立て、ラックをページに見立てる。季節ごとにテーマを設け、服だけでなく、文脈や写真、キャプション(解説文)とともに服を提示する。
客は服を買うのではない。小沢宏が編集した「ストーリー」を買い求めるのだ。