商社・リクルートの第一線から電気工事の現場へ——野村周作が貫く「人財育成」と経営改革の真実
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2012年、野村氏はIT・通信ソリューションを提供する株式会社ネクスウェイへと移籍する。デジタルコミュニケーションが急拡大する過渡期において、アナログとデジタルの融合を図る事業領域で新たな手腕を発揮した。スピード感溢れる環境下で、ビジネスモデルのスケール方法を身に着けていく。
そして2016年、満を持して「THINK AHEAD」を設立。「一歩先を思考する」という社名が示す通り、企業が直面する課題の一歩先を見据えた戦略支援や自社事業の展開をスタートさせた。
異業種参入への布石
大手企業のコンサルティングを通して見えてきたものがあった。それは、地方都市や現場主体の伝統的産業における「人手不足」と「評価制度の形骸化」という根深い課題だ。どれほど優れた事業アイデアがあっても、現場で汗を流す人間が正当に評価されなければ組織は衰退する。この確信が、彼を現場産業の再構築へと向かわせた。