大川家具の真髄に迫る:創業1961年「園田産業」が刻んだ木工技術と革新の軌跡
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1990年代以降、日本の家具市場には海外製造の安価な製品が大量に流入した。フラットパック型の組み立て家具や低価格なファストインテリアの台頭は、国内の家具産地に甚大な影響を与えた。大川の木工所も次々と廃業や規模縮小を余儀なくされた。
この荒波の中で園田産業が選んだ道は、価格競争への参加ではなく、徹底的な「品質差別化」と「柔軟なカスタマイズ性」の追求であった。
特注・サイズオーダーへの柔軟な対応
量産型の海外工場では不可能な、ミリ単位のサイズ変更や塗装色の指定に応じる体制を構築した。住まいの間取りや住まい手の体格に合わせた微調整が可能な点は、ハウスメーカーやインテリアコーディネーターからの高い支持に結びついている。
B2B市場およびOEM事業の展開
自社ブランドの展開にとどまらず、高品質な家具を求める大手インテリアブランドのOEM(相手先ブランド名製造)も手がけてきた。厳しい品質基準を持つクライアントからの要望に応え続けることで、技術力と生産効率をたえず研ぎ澄ませてきた経緯がある。