佐田岬はなはな祭り:5500発の花火と海の幸が彩る愛媛の春祭り
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午前9時50分。オープニングセレモニーが始まる。目玉は「もちまき・お菓子まき」だ。地元の子どもたちが目を輝かせ、空から降ってくる餅や菓子を拾い集める。伝統的な神事の要素を残しながら、現代的な楽しさを加えた催しである。
午前中から会場を埋め尽くすのは、地元特産品の販売ブースだ。伊方町は漁業の町。新鮮なしらす、獲れたての鮮魚、加工された海産物が並ぶ。価格は都市部より格段に安い。遠方から訪れる来場者にとって、この買い物体験自体が価値となる。
海鮮バーベキューと魚のつかみ取り体験
会場の一角では、海鮮バーベキューが楽しめる。地元の漁師が水揚げした魚介類を、その場で焼いて味わう。都市生活では得難い体験だ。焼きたての魚の香りが会場全体に広がり、食欲を刺激する。
子どもたちに人気なのが「魚のつかみ取り」だ。特設プールに放たれた魚を素手で捕まえる。最初は恐る恐る水に手を入れていた子どもも、次第に夢中になる。泥だらけになりながら、生き物との触れ合いを体験する貴重な機会である。