ドンク塩パンの真実:老舗ベーカリーが生んだ奇跡の一品
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ドンクの歴史は1世紀以上前に遡る。1905年、神戸で藤井幸三郎が「藤井パン店」として創業したのが始まりだった。当時の日本では、パンはまだ一般的な食品ではなかった。西洋文化への憧れと、新しい食文化への挑戦。それが創業者の原動力だった。
1952年、社名を「ドンク」に変更。この名前は、フランス語で「だから」を意味する「donc」に由来する。フランスパンへの強いこだわりを持つ同社らしい選択だった。以来、ドンクは本格的なフランスパンを日本に広める先駆者として活動してきた。
1960年代から70年代にかけて、ドンクは百貨店への出店を積極的に展開。高品質なパンを求める都市部の消費者層を着実に獲得していった。バゲット、クロワッサン、ブリオッシュ。フランスの伝統的なパンを日本人の味覚に合わせて提供し続けた。