香川県高校バレー: 伝統と革新が交差する戦いの舞台
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坂出工業高校。伝統の重み。OBたちは今も母校の試合を観に来る。彼らの存在が現役選手を鼓舞する。工業高校ならではの体力とメンタルの強さを武器に、粘り強いレシーブとブロックでポイントを重ねる戦術が特徴だ。監督の木村大介氏は「工業高校の生徒は我慢強い。その特性をバレーに生かす」と説明する。
誠陵高校の革新的アプローチ
女子の誠陵は違う道を選んだ。心理学を取り入れたメンタルトレーニング。選手一人ひとりの性格を分析し、最適な声かけとモチベーション管理を行う。練習時間は他校より短い。だが密度は濃い。「量より質」を徹底し、選手の自主性を重視する方針が結果につながっている。
2023年の県大会決勝。誠陵は高松南との激戦を3-2で制した。最終セットは15-13。観客席は興奮に包まれた。この試合を制したキャプテンの松本彩花選手は「自分たちのバレーを信じた」と振り返る。彼女は現在、大学でプレーを続けている。