ミートアップ歯科の全貌: 新時代の歯科診療モデルを徹底解剖
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日本の歯科医院は2023年時点で約68,000施設。コンビニエンスストアよりも多い。過当競争の時代に突入している。
従来型の「痛くなったら行く」歯科医療では、患者の定着率が低く、予防歯科の浸透も遅れていた。厚生労働省の2022年歯科疾患実態調査によれば、定期的な歯科検診を受けている成人はわずか52.9%。この数字は先進国の中で決して高くない。
ミートアップ歯科のコンセプトは、この課題に対する一つの答えだ。患者を単なる「治療対象」ではなく、「健康パートナー」として位置づける。歯科医師の岡田雄一郎氏(東京・世田谷区)は2017年、自身のクリニックで初めて月例の「歯科ミートアップ」を開催した。「最初は5人程度でしたが、口コミで広がり、今では毎回30名以上が参加します」と振り返る。
予防歯科先進国からの学び
スウェーデンやフィンランドでは、1970年代から予防歯科が国策として推進されてきた。その結果、80歳で残存歯数が平均20本以上という驚異的な数字を達成している。対して日本は約15本。この差は、単なる技術の問題ではない。
患者教育とコミュニティの力だ。北欧諸国では、歯科診療所が地域の健康拠点として機能し、定期的な教育プログラムや患者同士の交流が当たり前になっている。ミートアップ歯科は、この北欧モデルを日本の文化に適応させた試みと言える。